ENEOSスーパー耐久シリーズ2026 Empowered by BRIDGESTONEの第2戦「SUZUKA 5時間レース」が、4月18日(土)〜19日(日)、三重県・鈴鹿サーキットで開催されました。レースには、全9クラス・47台がエントリー。ST-4クラスに参戦した浅野レーシングサービス WedsSport GR86(18号車)ですが、レースウィーク初日からマイナートラブルに見舞われてしまったほか、フリー走行から予選にかけて、その都度対応を重ねながらの走行を余儀なくされました。また決勝でも思うようにペースを上げることができない我慢の走りを強いられましたが、それでも総合37位(47台中)/クラス8位(10台中)でチェッカーを受け、完走を果たしました。
ここでは、その前半戦──占有走行から予選までの様子をお届けします。

開幕戦で感じた課題
私、&Race編集長三上和美は、今シーズンからAドライバーとしてエントリーしています。勇躍臨んだ開幕戦は、これまでCドライバーでは経験することのなかった「初めて」の出来事の連続。予選や決勝のさまざまなシチュエーションの中で、自分の経験や適応力が追いつかず、うまく対応しきれない場面も多くあり、状況に合わせるまでに時間がかかってしまうという、まさにAドライバーの洗礼を受けてしまいました。
レース後は次戦以降を睨み、「レースウィーク初日から右肩上がりでコンディションを上げ、決勝にしっかり合わせていくために何が必要なのか?」を考え続け、そしてチームと何度も話し合いを重ねることに、多くの時間を費やしました。乗ってすぐにタイムを出せるドライバーであれば理想ですが、スーパー耐久シリーズのみを主戦場としている私にとって、百戦錬磨のドライバーと同じ舞台で戦うには、練習数とレース数がとてもとても及びません。第一戦でそれ相応の準備が必要だということを改めて実感したこともあり、だからこそ今回は、事前準備にしっかり時間をかけてレースに臨みました。

4月16日(木)特別スポーツ走行(Gr.2枠)
ST-4クラスの属する「Group.2」のみの30分セッションでは、まず私がステアリングを握りました。1年ぶりの18号車での鈴鹿ということもあり、この日はタイムを狙わず、マシンとコースに慣れることを最優先に走行を実施。自分の性格上、タイムを追いかけると余計に力んでしまうので、「1周前の自分より少し良く走ること。大きく変更はしない。失敗したらなぜ失敗したのか冷静に分析し、次の周では同じミスをしないこと」の3点を意識しながら、落ち着いて冷静に走ることに専念しました。
2周目に2分24秒台を記録しましたが、その後は悪いタイミングで上位クラスに引っかかってしまい、思うようにペースを作れません。さらに4周目、逆バンク進入でエンジンブローした車両のオイルに乗ってしまい大きく横滑り。かなり焦りました。なおそのオイルを処理するため、セッションは赤旗終了となりました。

16時15分からは1時間の特別スポーツ走行が行われ、最初に箕輪くんがハンドルを握り、セット出しを進めました。その後、武夫さんに交代し走行を続けます。
しかし、セット変更のためピットに戻った際にエンジンが始動せず、そのままガレージへ。GRエンジニアによる確認の結果、エンジン載せ替えの必要性があることが判明し、この時点でこの日の18号車の走行は、終了となりました。



