Cドライバー、Dドライバーの予選(20分間)
C、Dドライバーの予選は「公式予選」と名前はついていますが、事実上のフリー走行。決勝グリッドの順位を決めるものではなく「登録されたすべてのドライバーが、決勝レースに参戦する実力があるか否か」を、公式に確認するような位置付けです。
そのためマシンの温存や予算面から、この予選でニュータイヤで全力でアタックを行うことをするチームは、めったにないのが通常です。
我らが浅野レーシングはこの時間を有効に利用すべく、予選のクリアに加えて本番を見据え、「音速でドライバーチェンジが出来るようにする練習」を行いました。
最初に上村くんがオールドタイヤでアタックし、2’14.347をマーク。2周計測したところでピットに戻って私にチェンジし、私が2’15.488をマークしたところでチェッカー。そして再度上村くんにドライバーチェンジの練習をし、終了となりました。
なお予選結果にも触れておきますが、上村くんが素晴らしい走りをしてくれたおかげで、18号車はC、Dドライバー予選でも1位となりました。
さて自分の予選を振り返りますと、私自身、前回参戦の富士24時間から3ヶ月と少ししか空いていないのに色々なことが頭から抜けてしまっていて、ちょっと戸惑いました。予選中も色々ミスをしてしまい、反省点と課題が山盛り。とにかく水分をひたすら摂り、熱中症にならないことを意識しました。
さてさて、いつものごとく長くなってしまったので、決勝レースの模様はその2に続きます。
スーパー耐久を彩るマシンたち
スーパー耐久に参戦する出場車両は、正に多種多様。現在は9カテゴリーが設定され、STQ(開発車両用カテゴリー)を除く8カテゴリーでシリーズが争われています。
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栄建設 FIT
カメラマン:安田雅樹