5月25日金曜日 公式予選
我がチームの24時間レースの方針として、「予選はアタックをしない。ここで頑張ってマシンを痛め、決勝で壊れては意味がない」という、師匠の方針があります。そのため今回の予選も例にもれず、「回転数縛り」と「縁石乗らない」という2つの言いつけの下、走行を行います。
最初にAドライバーの武夫さんがアタックを実施し、2,00,566を出してピットに帰還。続いてBドライバーの伊藤くんがアタックし、1,59,706をマークして終了。予選はクラス7位という結果で終わりました。
続くCドライバーの私、三上は「オールドタイヤで、満タン時の走行確認」という状況で予選を走りました。今回のレースウィークで一度も満タンでの走行をしていなかったので、感覚を掴んで欲しいというチームからの提案です。
さて、Cドライバー予選の時間になり、一斉にピットロードにマシンが躍り出ます。その列から順調にコースインをして……と言いたいところだったのですが、何となんと、そこで私は失態をやらかしてしまいました!!!!!まさかのピットロード速度違反。「今までピットロード速度違反なんてしたこともないから、するわけがない」と、完全に意識の外に置いていました。ピットロードでは隊列を組んだ状態で前車に続いてコースインをしたので、制限速度区間終了場所よりも早い位置で加速をしてしまったのです!
人生初のピットロード速度違反が、渋滞中のピットロードなんて……なかなか出来るものではありません。
結局この速度違反により、チームは「2グリット降格のペナルティ」を受けました。チームスタッフ、ドライバー全員に謝罪して周り、情けないやら恥ずかしいやら……師匠も伊藤くんも頑張って走ってくれたのに、本当にすみません。タイムは2,01,955。
一緒に謝罪
その後Dドライバーの上村優太くん、Eドライバー芝 叔和さん、Fドライバーの近藤尚史さんがオールドタイヤ、回転数縛りで走行を行い、無事にこの日のセッションを終えました。
さてさて、レポートが長すぎて読者の皆さんも疲れてきたと思いますので、1回ここでクロージングしたいと思います。続きを読んでも良いという方は、コーヒーのおかわりを探しに行ってから、その2にお進みください。