24時間耐久レース 決勝(15:00〜)
グリッドウォーク
グリッドウォークでは、たくさんのドライバーさんやチーム関係者の方々と交流をさせていただき、とても貴重な時間を過ごすことができました。2023年にレースへの再挑戦を始めた私も、早いもので今年で復帰4年目。最初はまさに浦島太郎状態でしたが、今では同年代のジェントルマンレーサーの皆さんとも、かけがえのない友情というか、戦友のような関係を築かせていただいています。ライバルでありながら同志でもあり、お互い励まし合い、競い合い、切磋琢磨できる関係を、本当に嬉しく感じています。いつもお声がけしてくださるレーサーの皆さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。
そしていつもWedsSport GR86を支えてくださるスポンサー様たちも、たくさん応援に駆けつけてくださり、本当にありがとうございます。



Aドライバーの規定周回数
今年はAドライバーのため、「最低3時間30分以上をドライブしなければならない」という規定があります。GR86は燃料満タンで約1時間30分走行できるため、当初は3スティントを担当する予定でした。
そこで監督にお願いし、1本目のスタート、2本目を21時頃、その後しっかり睡眠を取り、3本目は早朝を担当するという計画を立てて頂きました。しかし事前の燃費計測で、燃料満タンの状態でギリギリまで引っ張れば、2スティントで規定時間をクリアできることが判明。そこで1本目をスタートから約1時間45分、2本目を22時頃から約1時間45分担当するという、2スティントを走行する作戦に変更しました。
決勝レーススタート!
6月6日15:00。曇天模様の空の下、24時間に渡る長く激しい戦いの火蓋が切って落とされました。
前回のレースではスタートでかなり出遅れてしまったため、今回は失敗しないように、先行車両に必死に食らい付いていきます。予選後のエンジン交換により受けねばならない20秒のペナルティストップは、1回目のドライバーチェンジ前に消化する作戦。そのためこの1周目は順位よりも経験を積むことを優先し、とにかく前車から離されないことを目標に走りました。最終コーナーまでしっかり付いていくことができたのは、大きな収穫だったと思います。

夢の舞台がスタート
ペナルティを消化してコースへ戻った時には、当然ですが前とは大きく離されています。そのため今までで最高の走りができるよう、路面とマシンとの対話に集中しました。しかしながら、燃料満タンの状態とニュータイヤの組み合わせを乗りこなすことは非常に難しく、さらに原因不明のパワー不足も完全には解消されていません。それでも24時間先の表彰台を信じ、一瞬たりとも気を緩めることなく走り続けました。

だから諦めない
そして16時50分、箕輪くんへバトンを渡します。その後、藤原くん、中島さんへとバトンが繋がれました。しかし中島さんのスティント中、最終コーナーで最初のアクシデントが発生します。

後方から接近してきたST-X車両に進路を譲るため、コース幅の右側いっぱいまで避けていた18号車でしたが、その先でコース左側に進路を譲っていたST-Zの車両との位置関係が重なった結果、ST-X車両は18号車に接触。回避しきることができなかった18号車は足回りを損傷してしまい、緊急ピットインを余儀なくされました。修復に要した時間は、およそ30分。残念ながらこの時点で事実上の戦線離脱となりましたが、チームは誰一人諦めません。懸命な修復作業によって、最小限のロスでコースへ復帰することができました。


