毎年全日本選手権などを開催するなど、国内におけるカートのメッカとして愛され続けているSUGO国際西コース。ハイスピードかつ高低差のあるテクニカルなサーキットは、多くのトップドライバーを輩出してきた。あのアイルトン・セナも走ったというSUGO国際西コースは、2024年2月に全面改修が行われて舗装が一新された。そんなサーキットの魅力を、スタッフの池田 有杜氏に伺った。
池田 有杜氏プロフィール

SUGO、カート歴20年。小学生時代にカートスクールを受講してレースの世界に飛び込んだ。
レースデビュー後は全日本ジュニアカート選手権東地域での優勝や、FS125クラス地方選手権などを経験。X30 SUGOシリーズではチャンピオンを獲得した。当時のライバルは現在F1で活躍中の角田裕毅選手や、SUPER FORMULAで活躍する木村 偉織選手など。
モータースポーツとカートの盛り上げをミッションに2021年株式会社菅生へ入社。現在は国際西コースのスタッフとして、カートレースの事務局長やカートのアドバイザーなどを務めている。
SUGO国際西コースとは
| SUGO国際西コース概要 | |
|---|---|
| 住所 | 宮城県柴田郡村田町菅生6-1 |
| アクセス | 東北自動車道SUGOスマートICから車で5分 |
| 全長 | 984m |
| 主な開催レース | 全日本カート選手権 MFJ全日本スーパーモト選手権 JAF全日本ジムカーナ選手権 SLカートミーティング |
宮城県のスポーツランドSUGO内にある国際西コースはカートだけでなく、バイクやジムカーナの全日本選手権も開催される、由緒正しいサーキットだ。開場から45年にわたる歴史の中で、あらゆるトップレースにドライバーを輩出してきた。
全日本カート選手権では、全国のトップドライバーが、全カテゴリー合計で80名以上集まる。「ここで速ければどこに行っても通用する」というSUGOでの一戦は、カート乗りにとっての天王山だ。地方シリーズも年6戦開催され、毎年盛況を呈している。
コースの進化
2009年に全面改修が施され、それまでの複雑なレイアウトのマルチコースから一新、現在のレイアウトになった。さらに2024年には路面の全面再舗装が完了。池田氏によると、ラップタイムにして0.5秒から1秒ほどのレコード更新が期待できるという。
「レイアウトは同じですが、グリップ力が高まり、走り方が変わりました。最適なブレーキングポイントやライン取りも変化したので、セッティングも変わっていくでしょう。(取材時点で)先週改修が終わったばかりなので、これからレコードタイムが連発すると思うと楽しみです」。


