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Home»カート»エントリー向けレーシングカート「KT」レースを紹介! (Page 2)
カート

エントリー向けレーシングカート「KT」レースを紹介!

2024.7.22坂上 真海, 大矢根 翼
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本格的レーシングカートにチャレンジしてみたいという人が最初に選ぶエンジンKT。扱いやすく、老若男女が楽しく走れる一方で、プロもトレーニングに使うほど奥が深い。1976年の発売から47年、KTエンジンの普及率は世界一だ。

  • 発売から半世紀愛され続ける名機「ヤマハ・KT100」
    • KT搭載マシンの概要
    • エンジン性能緒元
    • 開催されているカテゴリー
  • 目的に合わせて選べるレース
    • YAMAHA カデットオープン
    • YAMAHA SS
    • YAMAHA スーパーSS
    • YAMAHA SSレジェンド
  • 安価かつ人口が多いので親子3世代レースも!?

同エンジンを搭載したマシンは、「KT」と呼ばれ、全国で地方戦の「SLミーティング」がレーサーのステップ1として愛され続けている。今回はKT出身で、現在はKYOJO CUPで活躍中の坂上真海氏に、レースの魅力を伺った。

発売から半世紀愛され続ける名機「ヤマハ・KT100」

KTと呼ばれるKT100シリーズはヤマハのレーシングカート専用空冷エンジン。大元になっているKT100Sエンジンの発売は1976年のため、実に半世紀近くレーサーから愛されているウルトラロングセラーだ。KT自体はエンジンの名称だが、カテゴリーのエンジンが無改造のKTで統一されているため、「KTに乗る」という表現が頻繁に用いられる。

KT搭載マシンの概要

エンジンは100ccの2ストローク空冷単気筒。KTを用いたカートレースは国内でも最高の普及率を誇り、小学生からシニアまで幅広いドライバーがサーキットに集まる。最高速は100km/h以上。

一方でタイヤのグリップ力はレーシングカートの中では控えめなため、比較的身体への負荷が低く、45歳以上のドライバーを対象にしたレジェンドクラスも開催されている。KTを搭載するカートには走行に必要なパーツしか付属しない。軽量なマシンによるハイレベルなレースは長きにわたってモータースポーツのすそ野を支え続けている。

エンジン性能緒元

正式名称KT100SEC
排気量100cc(単気筒)
冷却方式空冷
最高速102km/h(実測)
(鈴鹿サーキット国際南コース)
回転数14,200rpm(実測)
税込価格ベースエンジンスタンダードモデルコンプリートキット
112,000円156,000円176,000円

開催されているカテゴリー

KTエンジンを用いたレースは、全国のサーキットで「SLカートミーティング」と称して開催されている。エンジンは無改造のKT100SECに限定され、シャシー、タイヤ、セッティングでイコールコンディションのレースが図られている。

 対象者シャシータイヤ備考
YAMAHA TRYカデット小学2年生以上TRYダンロップSLJ出力制限
YAMAHAカデットオープン小学2年生以上マルチメイクダンロップSLJ出力制限
YAMAHA TIAジュニア小学4年生~中学3年生TIAダンロップSLFD出力制限
YAMAHA TIA小学6年生以上TIAダンロップSLFD
YAMAHASSジュニア小学4年生~中学3年生マルチメイクダンロップSLFD出力制限
YAMAHASS小学6年生以上マルチメイクダンロップSL22
YAMAHAスーパーSS30歳以上マルチメイクダンロップSL22
YAMAHASSレジェンド45歳以上マルチメイクダンロップSLFD
YAMAHAレディス小学6年生以上の女性マルチメイクダンロップSL22
YAMAHA155SS25歳以上マルチメイクダンロップSL22最低重量155kg

目的に合わせて選べるレース

KTは普及率が高く競技者が多いため、同カテゴリーに複数のクラスが混在している。「若手と戦いたいジェントルマンがSSクラスに出るもよし、同年代と争うためにレジェンドクラスに出るもよし、です」。

いちばん速いKT乗りと争って上のカテゴリーを目指す、同年代とレースを楽しむなど、自分の目的に合わせたレース体験が可能だ。以下ではフルスペックのKT100SECを使う、シャシーマルチメイクの主なレースを紹介する。

YAMAHA カデットオープン

子ども向けのカテゴリー。親がメカニックとなり、二人三脚で始められるカテゴリーとなっている。

YAMAHA SS

小学校6年生から出場できるYAMAHA SSクラスには年齢や参加者レベルの上限がない。初心者からKTを知り尽くした大ベテランまで、最も多くのドライバーが参戦するカテゴリーだ。トレーニングとして参加するプロも出場するため競技レベルが高い。

YAMAHA スーパーSS

30歳以上のドライバーで争われる。マシンはSSクラスとほぼ同じで、ハイパフォーマンスなマシンでのレースが行われる。経験豊富なドライバーも多く、紳士的かつ熱いバトルが繰り広げられる。「鈴鹿サーキットで開催される『アバンティクラス』は35歳以上を対象にしていますが、予選落ちが発生するほど参加者を集めています」。

YAMAHA SSレジェンド

45歳以上が対象。車両規定はスーパーSSクラスと同じだが、タイヤのみグリップ力の低いダンロップSLFDを採用している。ローグリップタイヤは身体にかかるGを軽減するため、相応に負担も軽減される。一方で滑りやすいマシンはコントロールの重要性を高め、競技レベルを押し上げている。

安価かつ人口が多いので親子3世代レースも!?

SSクラスのレースはレギュレーションの変化が緩やかでパーツを流用しやすい。中古の車体も安価に出回っているので入手性が高い。サーキットにはそんな敷居の低さを活かし、「孫vs祖父」のように世代を超えてレースを楽しむ人もいるという。

「上位カテゴリーのROTAX MAXやFS125はコスト、体力的におじいちゃんと孫で争うのは難しいですが、KTなら可能。家族みんなでレースなんて素敵ですよね」

KTは、F1を目指す少年とF1に憧れた大人を繋ぐ架け橋だ。2ストロークエンジンから流れる匂いと音はいつでも人の心を少年に戻してくれる。KTはこれまでも、これからも定番として草の根のレースシーンを彩るだろう。

KTマシンの特徴や走らせ方が気になる方はこちらの記事をお読みいただきたい。

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