宮城県のスポーツランドSUGOで不定期に開催されている「How Match走行会」は、初開催から20年の歴史を誇ります。1周240円から楽しめるスポーツ走行は、その手軽さでビギナーを中心に根強く支持されています。そこで今回は、代表の尾形知臣さんと、3月16日のHow Match走行会に参加している皆さんに走行会とSUGOの魅力を伺ってみました。
How Match走行会とは
ビジター料金 | 会員料金 | |
対象車両 | ナンバー付き車両 | |
開催日 | 不定期 | |
入場料金 | ¥1,100 | ¥0 |
基本料金 | ¥3,300 | ¥2,200 |
ラップ料金 | ¥480 | ¥240 |
How Match走行会はスポーツランドSUGOで開催されている、コースイン・アウトが自由な量り売りタイプの走行会イベント。基本料金を払えば、走行時間の中で好きなようにコースイン・アウトを繰り返してマシンのセッティングをしながら走行を楽しめます。
通常の走行枠である30分枠などを有意義に使いきるのが難しい方でも、数周走って休憩、という楽しみ方が可能です。
考案者・尾形知臣さんのメッセージ
How Match走行会の沿革を教えてください。
How Match走行会は2003年に始めました。当時はナンバー付き車両でSUGOを走行する人がとても少なかったんです。走行料が高めなこともあり、ナンバー付き車両で走りたい方にとって敷居が高い面がありました。
集客方法を検討していると、インターネットで2輪向けのミニサーキットで走行の量り売りをしている場所を発見。SUGOに量り売りの仕組みを転用できないか検討した結果、設備的にもできそうだったので、導入が決まりました。1周単価と基本料金を設定して、利用者とサーキットの両方が納得できる金額を設定しました。
尾形さんはどのように走行会の運営に関わり始めたんですか?
私は大学卒業後に1年ほど無職の期間がありました。その時期にアルバイト求人雑誌でSUGOのオフィシャル募集を発見。小学生時代からクルマ好きで、学生時代もクルマで走ってばかりいたため、すぐに応募しました。それからSUGOでの走行会開催に関わるようになったので、私は「旗振り出身」なんです。
開催頻度は?
前後のコース日程によって不定期で開催します。最近は耐感180minの練習走行にHow Match走行会を入れるようにしています。耐感180minは当初年に2回、シーズンオフのタイミングで開催しています。
どのような人にHow Match走行会へ参加してほしいですか?
一度もサーキットを走ったことがない方などのビギナーの方ですね。「サーキット走行にはお金がかかる」というイメージを払しょくするために、1周、2周でもいいので走っていただければと思います。ご友人などとお誘い合わせしやすい価格設定にもなっています。
初めての方には朝のブリーフィングでしっかり説明もしています。それで楽しんでいただき、ハマっていただければ会員になっていただければ幸いです。リピーターの方は受け付けして、計測器を受け取ってすぐにコースインできます。
ナンバー付き車両で手軽に走りたい、サーキット走行をしてみたいという方にはぜひ一度ご利用いただきたいですね。