ドライバーレポート
Aドライバー 浅野武夫
「予選まではどんどん良くなっていったんだけど、決勝レースの路面温度や暑さに対してのセットアップが煮詰め切れず、決勝では苦しみました。次戦まであと1ヶ月あるので、今回の課題を解決したいです。
それまでにCドライバーがもっと速くなってくれたら、最高なんだけどね〜」
Bドライバー 伊藤慎之典
「今回レースウィークの占有走行から、まず予選一発の速さのあるセットを追い求めてセットアップをしていきました。その結果Bドライバー予選で1位を取れたのは、すごく良かったです。
しかし決勝のロングランを踏まえてのセットアップではなかったので、決勝ではバランス的に厳しくなり、ペースを上げられませんでした。残り2戦あるので、本番でも速さを継続できるペースでいけるよう、良いセットアップを見つけていけたらと思います。
次戦ももちろんBドライバー予選では1位、決勝レースでも優勝を目指して走りますので、応援よろしくお願いします!」
Dドライバー 上村優太
「もてぎ大会ではセッティングを大きく詰める事ができ、Bドラ予選、CD ドラ予選ではトップタイムをマークする事ができました。
決勝レースのペースを上げる事が課題なので、次戦の岡山ではそこも対策していきたいです。レース中のペナルティー等のミスもなく、チーム一丸となって良い雰囲気でレースウィークを終える事ができました!ありがとうございました。」
最後にCドライバー 三上 和美
「悔しい気持ちでいっぱいです。マシンは速く、最低でも表彰台に行ける実力があったのに、あと一歩のところで逃してしまいました。もっと走り込んで行き経験値を上げ、成長し、何より自分自身に恥じない走りをしたいです。ここで終わりたくないので、今まで以上に努力をして頑張っていかなくてはいけないと強く思いました。
今回参戦にあたりお力添えくださった、浅野レーシング、ハザードレーシング、チームメイト、スポンサーの皆さまには、心から感謝の気持ちでいっぱいです。次戦までできることをして、今回の挽回します!」
人生に山や谷があるように、レースもいつも順調には行きません。どんな状態でも常に目指すのは表彰台の真ん中で、そしてそれを最後まで諦めることなど有り得ません。
そしてそれは全てのスーパー耐久に参戦しているチーム、ドライバーが感じていることで、意地と意地、魂と魂のぶつかり合い。それがこのレースの魅力なんだなと、つくづく感じます。
摂氏60度近くなるレーシングカーの車内(レーシングカーによってはエアコンがあります。ST-4クラスの車両はエアコンがなく、クールスーツを積んでもすごく効くわけではありませんが、無いより何倍も快適です)。そんな状況でヘルメットと共に分厚い耐火スーツを着て5時間もレースをするなんて、よっぽど好きで情熱がなければ出来ることではありません。
今回走りながら、”そんな熱い同士と一緒に戦えるって本当に特別で唯一無二のことだな”と思いました。
次回のレースも楽しみです!次回はレーサー人生史上最高の走りをしたいです。
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カメラマン:安田雅樹