7月2日(木)スポーツ走行(S耐参加車両)13:10〜
雨のスポーツ走行 無理をしないという選択
私たちが参戦するグループ2は、この日30分間のスポーツ走行が4本予定されていました。
しかし、朝からSUGOは激しい雨。翌日の占有走行では路面がドライへ向かい、予選・決勝も晴れ予報だったことから、チームは「無理に走る必要はない」と判断しました。
13時30分の走行前には雨も弱まり、レーシングラインはほぼドライまで回復。このセッションでは箕輪卓也選手(以下、箕輪くん)がマシンチェックとセット確認を担当しました。マシンに大きな問題はなく、路面の回復も見込めたため、ドライコンディションを想定したセット変更を行いました。

得意のSUGOでチームの期待を背負う箕輪選手
翌日に向けて万全のコンディションづくり
続く14時20分の走行では、私がドライブする予定で準備を進めていました。しかし走行直前に再び雨脚が強まり、コースのあちこちに川ができるほどコンディションは悪化。ここで無理をしても得られるものは少ないと判断し、チームは走行を見送ることを決断しました。
私も早めに宿へ戻り、仕事を片付けたあと、ゆっくり温泉に浸かって体を休めることにしました。翌日の占有走行へ向けて、コンディションを整えることを最優先にした一日となりました。
7月3日(金) STEL占有走行① 8:00〜9:00
ウエットコンディションの中でマシンを確認
残念ながら、このセッションもウエットコンディションとなりました。翌日に予選・決勝を控えているため、この1時間はマシンの状態とセットアップを確認する大切な時間です。限られた走行時間の中で、それぞれのドライバーがコースコンディションを確認しながら走行しました。
最初にコースインしたのは箕輪くん。大きな水しぶきが上がる難しいコンディションの中でも1分45秒784を記録し、マシンの状態を確認していきます。先日開催された「GR86/BRZ Cup SUGOラウンド」で3位表彰台を獲得した実力を感じさせる、安定した走りでした。

ベテランドライバーの経験値
減衰力を調整し、続いて武夫さんがハンドルを握りました。武夫さんは2年ぶりのSUGOにもかかわらず、わずか2周で1分45秒270を記録。コースコンディションを瞬時に把握しすぐにタイムへ結び付ける走りは、長年トップカテゴリーで戦ってきた経験の深さを見る者全てに感じさせる、正に百戦錬磨の熟練の技です。
最後に私が4周を走行しましたが、ベストタイムは1分44秒686。練習車では何度も走り込んできましたが、18号車との一体感を短時間でつかむことができず、納得のいく走りにはなりませんでした。限られた走行時間でマシンに順応することは、復帰後から今に至るまで向き合い続けている課題なのですが、今回も満足の行くものとはなりませんでした。


見えてきたセットアップの方向性
それでもマシンの状態に大きな問題がないことを確認でき、セットアップの方向性も見えてきました。続く占有走行では、このデータをもとにさらに細かな調整を進め、予選へ向けて18号車を仕上げていきます。


