6月4日(木) STEL占有走行① 9:50〜11:20
このセッションの目的は、決勝を見据えた燃費確認とマシンセットの方向性を探ることでした。
最初に私がハンドルを握ると、持ち込みセットがかなり良い方向に仕上がっていることがすぐに判明。タイムは回転数制限がある中で、2分00秒560をマーク。11クラスが混走する難しいコンディションの中でも安定して周回することができ、さらにこの時点で大きなセット変更をする必要がないことが明らかになったためにチームメイトからも安堵の表情が見え、幸先の良いスタートを切ることができました。
その後、武夫さんと箕輪くんがドライブ。続いて藤原くんが通常回転数での燃費確認を行いました。混走状態にもかかわらずベストタイムは1分59秒623を記録したばかりか、59秒台で安定して周回。最後に中島さんもハンドルを握り、全員が良い感触を得て、セッションを終えることができました。

6月4日(木) STEL占有走行② 15:50〜17:30
続くセッションでは、決勝スタートと同じ時間帯の路面コンディションや、マシンの挙動を確認します。
最初に私がハンドルを握り、2周を計測。ベストは2分00秒801でした。本当は59秒台に入れたかったのですが、回転数制限のある中では、まだまだ自分は技術不足であることを痛感する結果となりました。
続いて武夫さんが確認走行を行った後、箕輪くんがニュータイヤを投入。1分59秒584を記録し、マシンのポテンシャルの高さを改めて証明してくれました。

そして日が傾き始めたタイミングで、もう一度私がコースインします。徐々に視界が狭くなり、昼間とはまったく違う景色の中でリズムを作ろうとしますが、なかなかうまく合わせることができません。結果は2分01秒台。翌日の予選、そして夜間走行に向けて、課題を確認するセッションとなりました。


6月4日(木) 夜間練習走行 19:30〜21:30
いよいよ1年ぶりのナイトセッションです。シミュレーターで夜間走行の練習は重ねてきましたし、自分なりに成長も感じてはいました。とはいえ、実車はやはり別物の部分も多くあります。本番さながらの緊張感の中でセッションが始まりました。
最初に中島さんがコースインしましたが、アウトラップ中にクラス違いの3台が絡む大きなアクシデントが発生。30分以上にわたり、赤旗中断となります。
走行再開後は武夫さんが感触を確認。その後、私は12周を走行しました。

久しぶりの「夜の富士」は、やはり簡単ではありません。日中と比べるとブレーキングポイントが何十メートルも手前になってしまい、まだまだ課題だらけである現実を突き付けられます。
さらに他車のライトも大きな課題です。後方から近づいてくる車両のライトがオレンジ色であればST-XやST-Zクラスと判断しやすいのですが、ST-TCRやST-2クラスもストレートスピードが速く、瞬時にクラスを見分けることは、かなり難しい作業です。特に距離感の把握に苦労し、安定したアベレージラップを刻むことができませんでした。
それでも24時間レースに向けて、非常に貴重な経験を積むことができたと思います。自分に足りない部分も見えましたし、逆にこれから伸ばせる部分も見えてきました。レースまでに残された時間はわずかですが、少しでも成長した状態で本番を迎えたいと思います。


