ENEOSスーパー耐久シリーズ2025 Empowered by BRIDGESTONEの開幕戦「もてぎスーパー耐久 4 Hours Race」が、3月22日(土)〜23日(日)にモビリティリゾートもてぎで開催されました。
前回はレースウィークの特別占有走行を中心に、浅野レーシングサービス WedsSport GR86(18号車)のレポートをお届けしました。今回はその続編として、3月22日(土)に開催されたRace1(ST-Z ST-TCR ST-4 ST-5クラス参加)の、予選から決勝までの模様をお伝えします。

3月22日(土)公式予選(8:00〜)
スーパー耐久の公式予選は、AドライバーとBドライバーの合算タイムでグリッドが決定します。使用するのは「ベストタイムが狙えるのは ほぼ1周のみ」といわれるブリヂストンのスリックタイヤで、極限の緊張感が漂います。
まずはAドライバーの、浅野武夫選手がアタック。アタック2周目に2’12.368をマークし、クラス7位につけます。
続いてBドライバーの伊藤慎之典選手が出走。アタック3周目に2’10.529を叩き出し、こちらも7位。結果、合算でもクラス7位というポジションで、今シーズン最初の決勝に臨むこととなりました。

C・Dドライバー予選(20分間)
C・Dドライバー予選は、グリッドを決定するものではなく、すべての登録ドライバーが決勝レースに出場する実力を備えているかどうかを公式に確認するためのセッションです。実質的にはフリー走行に近い位置づけとも言えます。
我がチームでは、決勝を想定したシミュレーションを実施。満タン燃料+予選で使用したタイヤという決勝レース本番に近い条件で走行するとともに、「スタート直後の混雑にどう対応するか」を体感するため、ピットレーンが大混雑する予選開始時刻と同時に隊列に並び、コースインしました。
その条件下で私は2周計測し、ベストは2’15.594。続いて藤原大暉選手がステアリングを握り、2’13.309を記録。最終的にクラス4位でこのセッションを終えました。

ピットウオーク
今回も、多くの方が応援に駆けつけてくださいました。本当にありがとうございます。
特に今年は「レース歴50年」を迎える師匠を慕って、ファンの方々が集まってくださるという嬉しいハプニングもあり、その熱い気持ちに師匠も感無量の様子でした。
また、50年という節目を記念して作成した特製クリアファイルや限定ステッカーも、たくさんの方々に喜んで受け取っていただき、とても嬉しかったです。


