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Home»カート»地上60cmを時速200km超で爆走!スーパーカート/サーキットカートの世界 (Page 3)
カート

地上60cmを時速200km超で爆走!スーパーカート/サーキットカートの世界

2025.8.18川福 健太, 大矢根 翼
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カートでありながら200km/hオーバーの最高速を出し、4輪用のフルサーキットで戦うカテゴリーがある。サーキットカートとも呼ばれるスーパーカートだ。4輪並みのスピードを出しながらも、地上高は一般的なカートと同じ。フォーミュラカー以上の体感速度とダイレクト感で、一部のドライバーから熱狂的な人気を誇っている。スーパーカートの経験者であり、カートレースで世界選手権にも出場したRacing School GoTakeインストラクター川福健太氏にその魅力を解説してもらった。

  • スーパーカートとは
    • フルサーキットを走るフルカウルのモンスターマシン
    • クラス解説
      • SK1クラス
      • SK2クラス
      • SK3クラス
      • SK4クラス
  • 魅力
    • 圧倒的なスピードとダイレクト感
    • 次のページ:フォーミュラデビュー前にミッション、空力を学ぶのに最適
    • フォーミュラデビュー前にミッション、空力を学ぶのに最適
  • 走らせ方
    • フォーミュラのような走らせ方
    • セッティングでタイムが大きく変わる
  • スーパーカートで唯一無二のドライビング体験を!

スーパーカートとは

スーパーカートのレースは岡山国際サーキットや富士スピードウェイなど、全日本規格の4輪用フルサーキットで開催される。多くのカートレースがカート専用サーキットを用いるなか、ここからすでに異なっている。

主催者は日本スーパーカート協会で、4クラス混走。各レース20~30名のエントラントを集めている。

フルサーキットを走るフルカウルのモンスターマシン

フレームむき出しの一般的なカートとは異なり、フレームやタイヤはカウルで覆われており、プロトタイプレーシングカーのような見た目をしている。200kgに満たない軽量マシンは、最上位カテゴリーになるとFIA F4レベルのタイムをたたき出す。比較的ストレートの短いSUGOですら、最高速は約180km/hに達する。カートなので4点式シートベルトなどはなく、コーナリング時の強烈な横Gは体幹で受け止める必要がある。

「カート用サーキットと比べるとストレートが長いので息をつく時間があります。一方でコーナーのRが大きいため、長時間横Gにさらされます。身体への負担は大きく、風圧もあいまって首が持っていかれそうになります」。

カウルはFRPやカーボンなどの軽量素材で、モデルによって10万円未満から100万円超まで多様。空力性能の影響が大きい速度域で戦うため、出場者は工夫をこらして性能を高める。昨今はカート業界でも空力の注目が高まっており、その最たる場所がスーパーカートだ。

クラス解説

日本スーパーカート協会は、スーパーカートをSK1からSK4まで4つのカテゴリーに分類している。タイム上の序列はSK1、4、2、3となっており、カテゴリーの数字と速さは必ずしも連動しない。いずれのクラスも前後ディスクブレーキを装備し、ハイグリップタイヤを使ってフルサーキットを走る。

SK1クラス

最上級のSK1クラスは、主にオフロードバイクであるヤマハ・WR250Rのエンジンとミッションをチューニングしたマシンで争われる。純正で31馬力のエンジンをさらにカスタムし、最高速は200km/hを超える。

「そのパワーはカートとしては『ヤバい』速度域。初めて命の危険を感じました」

エンジンの特性はオフロードバイクらしく、低速トルクが太い仕様。250cc4ストロークエンジン、もしくは125cc2ストロークエンジンを使用できる。

「ドグミッションをハンドクラッチで繋ぐため、始動時にエンストやホイールスピンをしてしまう難しさがあります」。

2023年の日本一決定戦などの各レースで最も多くのエントラントを集めているクラスだ。

SK2クラス

SK2クラスはSK1と同じエンジンを無改造で運用するクラス。SK1の次に参加者が多く、タイムは富士スピードウェイでSK1クラスの7秒落ち程度。後述するSK3クラスと大差のないタイムで周回する。

2022年の岡山国際サーキットでのベストタイムは1分36秒台だった。

SK3クラス

SK3クラスの参加者はSK1、2ほど多くないが、最も身近なカテゴリーだ。100~125ccエンジンのマシンが参戦できる。

ROTAX MAXでも参戦可能だが、駆動系をカスタムすることで最高速は170km/hを超えるという。通常のROTAX MAXは最高速が110km/h程度なので、その差は歴然。タイムはサーキットに応じて2クラスや4クラスと対等に渡り合うレベルに達する。

エンジンはMAXだが、高速域での走行性能を高めるためにカウルが装着される。

SK4クラス

SK4クラスはSK1、2クラスでも用いられる、WR250Rのエンジンを用いたワンメイクレース。タイム的には2、3クラスと遜色ない。

魅力

スーパーカートは競技の知名度こそ高くはないが、のめり込んだドライバーを掴んで離さない魅力があるという。

圧倒的なスピードとダイレクト感

スーパーカートはカート離れしたスピードと、カートでしか得られないダイレクトさを両立したカテゴリーだ。その速度はVITAなどのレーシングカーと互角で、タイムはFIA F4に迫る。その操作を電子制御、サスペンション非搭載のカートで行うのだからダイレクト感は抜群。

「その低重心から、体感速度はフォーミュラ以上です。また、レーシングカーがどれだけダイレクトに操作できるといってもサスペンションやデフがある以上、カートを凌駕することはありません。スーパーカートは、最高に直感的な操作を、最高速で行いたい人にとっての到達点です」。

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