モータースポーツ体験が気軽に本格的に楽しめるレンタルカート。それほど予算がなくても乗れる敷居の低さが魅力で、幅広い層に支持されている。日本各地のレンタルカートサーキットをご紹介する本企画。今回は東北編だ。
東北地方は東北モータースポーツ界の雄・SUGOや、全日本カート選手権も開催されていたカートソレイユ最上川などを擁する。レンタルカートではN35Xが使用されていることが多い。レンタルカートのRed Bull Kart Fightで日本No.1になった川福健太氏のイチオシは、アトムサーキット、スポーツランドSUGO国際西コース、カートソレイユ最上川だ。
マシンについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧いただきたい。
モーターランドSP
マシン:確認中
住所:青森県三戸郡南部町埖渡佐伝窪7
&Race編集部では情報が確認できていないため、ご存じの方はどしどし情報をご提供いただけると幸いだ。
アトムサーキット
マシン:特製200ccマシン
住所:宮城県東松島市大塩山崎9-1
アトムサーキットは東北のレンタルカートサーキットでは高い人気を誇る。特徴はレースごとに変わるコースレイアウト。レースに応じて使用の有無が切り替わるコーナーが複数配置されているため、何度通っても飽きの来ないサーキットだ。
カートは整備性のいい200ccの4ストロークエンジンを機敏なレーシングフレームに搭載したマシン。軽く、小回りの利く操縦を楽しめる。
スポーツランドSUGO西コース
マシン:N35X スポーツカート
住所:宮城県柴田郡村田町小泉 地先
SUPER GTなどでおなじみ、SUGOのサーキット内にあるカート用サーキットだ。全日本カート選手権なども開催される本格派だが、近年はレンタルにも注力している。
コースはカートのF1と呼ばれるOKクラスも走れるように作られており、中高速コーナーからテクニカルセクションまでバランスよく配置されている。
カートソレイユ最上川
マシン:N35X
住所:山形県東田川郡庄内町連枝新割3
カートソレイユ最上川はSUGOと同じく全日本規格のサーキットだ。川福氏もKTエンジンのFP-3クラスで参戦したことがある。直線が長く、トップスピードが伸びる一方で、直線に合わせてギアを設定するとテクニカルセクションの加速が鈍る特徴を持つ。
河川敷に位置しており大雨のたびに水没するが、翌日にはドライコンディションで走れるという驚異の排水能力は隠れた名物だ。
新協和カートランド
マシン:N35X(MZ200)
住所:秋田県大仙市協和荒川嗽沢1−2
新協和カートランドはカートだけでなく、2輪からドリフトまで幅広い車種が走行するミニサーキットだ。コース幅が広く、ラインが広く使えるためバトルがしやすい。様々な車種が走るため、路面上のゴムの乗り方がカート専門のコースとは異なる。一般的なサーキットにはラバー上でスリップしないための「雨ライン」があるが、新協和カートランドの雨ラインはレコードラインに近い。