4時間耐久レース 決勝(13:45〜)
今回、私がスタートドライバーを務めさせていただくことになり、決勝では少しでも前の車に付いていけるよう、気持ちを引き締めました。




13時45分。フォーメーションラップに引き続き、4時間耐久レースがスタートです。
今回はそれほど長いレースではありませんが、それでもゴールは4時間後。そのためなんとかGR86の集団についていこうと思い、乗り方を色々と変えてトライしまくりましたが、どういうワケだか2分12秒台で走行するのがやっとの状況で、先行する86のグループからはジワリジワリと離されてしまいます。そんな中、60号車が130Rでエンジンブロー。同クラスで比較的近い後を走っていた私は、オイル旗が出ていなかったことから全開でコーナーに攻め込んでいったため、オイルに乗って大きく横滑りをしてしまい……冷や汗です。この影響で、最初のFCYが入りました。

FCY中は車両回収はあったもののオイル処理がされていないように見えたため、その後は怖さもあり、130Rではラインを外して走行しました。その後は290号車のマシンがトラブルでストップして2回目のFCYが出たりと、開幕戦らしいと言えばらしい混乱の中、26周を終えたところで箕輪くんにハンドルを渡しました。
今回18号車デビューとなった箕輪くんは順調に攻めていくものの、テスト走行等で見せていた「キラリと光る速さ」は影を潜めてしまい、無難に周回をこなして武夫さんにバトンタッチ。ピット作業の速さもあり順位は6位まで上がりましたが、コース上では18号車本来の速さが出ず、ペースは思ったようには上がりませんでした。

最後に藤原くんにバトンを渡しましたが、やはりペースが上がりません。そんな中、18号車のコックピットから「エンジンが吹けない」という無線が入り、しばらくすると「このままだとピットに帰れないかもしれない」との状況になるまで、症状は悪化してしまいました。


それでも藤原くんはなんとかマシンをピットに戻してくれ、ホッとひと安心。GRエンジニアの方が調査を行ってくださり、「燃圧センサーに問題がある」ということが判明しました。
診断→交換のロスは27分。GRの方の迅速な判断とメカニックの皆さんの早急な対応により、レースに復帰することができたのです。ドライバーそしてメカニック全員が、戦列を離れないで済んだことに、大きな安堵の気持ちでいっぱいになりました。


その後の藤原くんは「いつもの藤原くん」に戻り、進撃を開始。18号車も本来の走りを取り戻し、残り僅かとなったレース終盤を暴れまわり、総合25位/クラス8位でチェッカー。開幕戦を完走で終えることができました。
それまで最高速度が同クラスの他車より常に5km/h以上も遅く、その原因が分からないままでしたが、その後に本来の速さを取り戻したことで、レースウィークを通して流れが悪かった理由が明確になりました。
次回は原因をさらに追求し、マシンをしっかり仕上げて、本来の18号車の速さを取り戻し、上位争いに食い込めるよう取り組んでいきます。


