2024年3月31日にスポーツランドSUGOで開催された、スーパー耐久公式テスト。
「自分が乗っている車と同じマシンがレースを競い合う」のが、市販車ベースのレーシングカーファンにとって大きな魅力であることは疑いないところですが、一方で華やかなカラーリングや洗礼されたエアロパーツも、魅了されるポイントのひとつではないでしょうか。
今回は開幕に先立ち、多種多様で華やかなスーパー耐久参加車両をご紹介します。カメラマンは安田雅樹さん。撮影時間やガレージでメンテナンス中の車両があった等々の種々の事情により、エントリーした全車種の撮影は叶いませんでしたが、撮れた限りの全ての車両を紹介します。
ラッピング前や、スポンサーステッカーがまだ貼られていない真っ新の新車も多数あり、その車両が見られるのも開幕戦前の公式テストの魅力。この車両が開幕を迎えどう変化するかも、楽しみなものです。あなたの応援しているチームやドライバー、そして好きなクルマを眺めて、4月20〜21日スーパー耐久開幕戦、スポーツランドSUGOを楽しみにお待ちくださいね。
ST-X
31 DENSO LEXUS RC F GT3
ドライバー 永井宏明 小高一斗 小山美姫 嵯峨宏紀
迫力のレクサス!一際注目を集めた一台。ワイドボディのエアロが決まっている
ST-Z
20 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z
ドライバー 田中優暉 平峰一貴 大木一樹
日本トップカテゴリーに参戦する、TEAM IMPUL。鮮やかな濃紺カラーNANIWAのロゴが映える
21 Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4
ドライバー 山脇大輔 ショーン・ウォーキンショー ジェームス・プル 川端伸太朗
迫力満点のオーラを放つ蛍光黄緑色のラインが、ヨーロッパのレースシーンを彷彿とさせる
22 EBI GROUP Cayman GT4 RS CS
ドライバー TBN 北園将太 久保凛太郎 山野直也 岩澤優吾
ブラック・オレンジ・シルバーの斬新なデザインが目を引く、「耐久王」ポルシェ。控え目のエアロが渋い
25 raffinée日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4
ドライバー 植松忠雄 松田次生 佐藤公哉 名取鉄平
昨シーズンはST3にニッサンZでエントリーしていたが、本年度から車両をGT4に変更し、今期からST-Zに2台体制で打って出るraffinée日産メカニックチャレンジ。26号車との違いを、これから見つけて行きたい
26 raffinée日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4
ドライバー 大塚隆一郎 富田竜一郎 篠原拓朗 荒聖治
日産・自動車大学校の学生と、日産販売会社のテクニカルスタッフの人材育成プログラムの場、raffinée日産メカニックチャレンジ。昨年と同じST-Zに参戦の#26には僚友#25とともに、優勝争いに期待したい
52 埼玉 GB GR Supra GT4
ドライバー 山﨑学 吉田広樹 服部尚貴 野中誠太
昨シーズンST-Zクラスの年間覇者は、目の覚めるような鮮やかなグリーンメタリックカラーに、イエローのリアウィングが目印だ
111 BUZZ PROGRESS AMG GT4
ドライバー 宮城長靖 Salo Max Yuki 小川颯太 井本大雅
黄緑色と黄色のラインが特徴的。他のメルセデス同様、腹に響く特徴的なV8サウンドを轟かせる
555 REVISION AMG GT4
ドライバー たしろじゅん 池本繁弘 徳藤一貴 永田郷
元祖「シルバーアロー」のイメージに、最も近いのがコレ。ツートンカラーがクールに決まっている
885 シェイドレーシング GR SUPRA GT4 EVO
ドライバー HIRO HAYASHI 平中克幸 清水英志郎
色鮮やかなシェイドカラーが眩しい。昨年ST-Zクラスでシリーズ2位に入った速さはもちろん、美しさでも、コースで一際目立つ一台だ